介護向け登録支援機関おすすめ人気ランキング5選【介護福祉士資格取得サポートあり】

作成日:2025年6月12日
最終更新日:2025年7月11日

介護分野で特定技能外国人の採用を検討している事業者にとって、「どの登録支援機関を選ぶか」は最重要課題です。現在、登録支援機関は全国に1万社以上存在しますが、「介護に強い」「サポートが手厚い」「外国人材の定着率が高い」といった視点で選ばなければ、かえってミスマッチやトラブルの原因にもなりかねません。

本記事では、介護業界に特化した信頼できる登録支援機関を紹介します。支援内容、対応国籍、料金体系、実績などを徹底比較しています。また、選び方のコツや、登録支援機関と企業側の成功事例も掲載。外国人介護人材の活用を成功させたい企業様は必見の内容です。

合同会社エドミール代表社員・武藤拓矢

合同会社エドミール 代表社員

武藤 拓矢

2018年に外国人採用領域の大手企業に入社し、技能実習・特定技能・技人国の全領域に携わる。のべ600名以上の採用支援実績をもとに、登録支援機関「合同会社エドミール」を設立。2025年には4つの商工会議所で「外国人活用セミナー」の講師を務める。

登録支援機関とは?介護分野での役割と重要性

登録支援機関とは、特定技能外国人の生活・就労支援を担う法定機関です。介護分野では以下のような支援が求められます。

  • 日本語教育の提供
  • 生活インフラ(銀行口座・携帯契約等)の整備支援
  • 医療・健康面の相談体制
  • 定期的な職場訪問と相談
  • 転職や離職リスクの低減

特に介護業界では、心身両面のケアが求められるため、「人材の定着支援」が支援機関の質を大きく左右します。

介護業界に強い登録支援機関おすすめ9社

合同会社エドミール(AIDE MILLE)

合同会社エドミールは、現地インフルエンサーと連携し、大学卒・N3以上の優秀な外国人材を72万人超の母集団から確保。特定技能人材の採用戦略からビザ申請、義務的支援までワンストップで対応し、初めての外国人雇用でも安心して任せられる体制を整えています。

また、離職を防ぐ“超アナログ”な密な関係構築により、信頼に基づいた定着支援を実施。37の教育機関と提携し、600名以上の支援実績を誇るなど、特定技能の採用・育成・活躍まで伴走する実力派の登録支援機関です。

会社名 合同会社エドミール
所在地 【東京営業所】
〒165-0035
東京都中野区白鷺1-10-14
【静岡営業所】
〒410-0047
静岡県沼津市庄栄町4−14 1F
【新潟営業所】
〒950-0087
新潟県新潟市中央区東大通2-1-4 2F
URL https://aidemille.com/
対応産業分野 全産業分野可!
介護、ビルクリーニング、工業製品製造業、建設、造船・舶用工業、自動車整備、航空、宿泊、自動車運送業、鉄道、農業、漁業、飲食料品製造業、外食業、林業、木材産業
対応国籍 全国籍可!
フィリピン、カンボジア、ネパール、ミャンマー、モンゴル、スリランカ、インドネシア、ベトナム、バングラデシュ、ウズベキスタン、パキスタン、タイ、インド、マレーシア、ラオス、キルギス、タジキスタン
特徴
  • 商工会議所や官公庁が主催するセミナーに継続的に登壇するなど、制度への深い知見を持つ専門家集団
  • 技能実習制度時代から培ってきたノウハウを活かし、実務に強い支援を提供
  • 日本語学習や資格取得サポートなど、長期的なキャリア形成を見据えた支援体制
  • 600名以上の支援実績を誇り、企業と人材の双方から高い信頼を獲得

NPO法人グローバルサポートゆめ

NPO法人グローバルサポートゆめは、行政書士・社労士の専門知識を結集し、特定技能外国人の受け入れを支援する登録支援機関です。外国人と企業が安心して就労・雇用できる環境づくりを支え、2019年の設立以来、多くの実績を積み上げています。

ミャンマーや中国などの現地機関と連携し、面接から入国後の生活支援までをワンストップで対応。大阪・関西を中心に全国対応も可能で、外国人材の安定雇用を力強くサポートしています。

法人名 NPO法人グローバルサポートゆめ
所在地 〒590‑0521
大阪府泉南市樽井2丁目22‑10 町谷ビル2F
URL https://ngs-yume.org/
登録支援機関登録番号 登19‑002462(2019年10月3日登録)
対応エリア 主に大阪府・和歌山県・奈良県・京都府・兵庫県
(その他地域の対応も相談可)
支援対象産業分野 介護・建設・宿泊・外食・農業・漁業・ビルクリーニング・飲食料品製造・素形材産業・産業機械製造・電気・電子情報関連・造船・舶用工業・自動車整備・航空
在籍専門職 行政書士5名、社会保険労務士1名
設立 2019年7月設立
主なサポート内容
  • 現地政府公認派遣会社(ミャンマー)・弁護士事務所(中国)等との連携による現地面接・条件提示・内定取得
  • 出入国時の空港送迎/生活オリエンテーション
  • 住居契約・銀行口座・携帯・ライフライン契約等手続支援
  • 日本語学習・資格取得サポート
  • 生活・就労相談、定期面談(3か月に1回以上)
  • 転職支援

YMOサポート事業協同組合

株式会社YMOサポートは、北海道の産業構造や地域特性に深く精通し、20年以上にわたり築いてきた営業支援力を活かして、企業のニーズに合った外国人材の提案を実現しています。地域密着型だからこそできる的確なサポートが強みです。

実習生・企業双方にとって最適なマッチングを行い、道内企業への定着率を高めるためのフォロー体制も万全。受け入れ後も丁寧な支援を継続し、長期的な就労と安心の雇用環境づくりを力強く後押ししています。

法人名 YMOサポート事業協同組合
所在地 〒060‑0001
北海道札幌市中央区北1条西9丁目3‑19 フルーフビルディング2階
URL https://ymo-support.com/
主な事業内容
  • 外国人技能実習生の募集・選考・受け入れサポート
  • 技能実習生の監理業務および運営支援
  • 特定技能制度への移行サポート
  • 研修・相談・実習企業へのマッチング支援
強み
  • 北海道の産業構造や地域特性に精通し、20年以上培ってきた営業支援力を持つ
  • 企業と実習生双方に適した最適なマッチング力
  • 道内企業への定着率向上を見据えたきめ細かなフォロー体制
登録・認可 法務大臣・厚労大臣認可の監理団体
支援対象 北海道内の企業と、外国人技能実習生

福岡インテック協同組合

福岡インテック株式会社は、製造業を中心とした人材ソリューションを強みとし、福岡を拠点に特定技能外国人の採用支援を展開しています。各種業種に精通した現場目線の提案力で、企業の即戦力人材確保をサポートしています。

ミャンマーやインドネシアなど複数国の人材供給ネットワークを持ち、採用から入国後の支援まで一貫対応。実務・生活の両面からきめ細かなフォローを行い、企業と外国人の安定的な就労関係を築いています。

組合名 福岡インテック協同組合
所在地(本社) 〒822-0002
福岡県直方市大字頓野字三本松970
URL https://www.fukuoka-intec.com/
事業内容
  • 監理団体として、技能実習生の入出国支援・監理活動・フォロー
  • 登録支援機関として特定技能外国人の支援・企業相談
  • 有料職業紹介:特定技能外国人の採用サポート
対象国籍 インドネシア、ベトナム中心。その他12カ国以上からも受入可能
対応エリア 福岡県内(北九州・筑豊・福岡・筑後)

株式会社APパートナーズ

AP国際人材センターは、愛媛県で最も早く登録支援機関としての許可を取得し、有料職業紹介を通じて企業の人材ニーズに迅速かつ的確に対応。外国人材との橋渡し役として、生産性向上と企業の成長を力強く支援しています。

長年の技能実習生管理の実績を活かし、失踪ゼロ・トラブルゼロを実現。文化や言葉の壁にも丁寧に寄り添い、企業と外国人双方が安心して働ける環境を構築。地方出入国在留管理局や中国大使館からの高い評価も信頼の証です。

団体名 AP国際人材センター(株式会社APパートナーズ関連)
所在地 愛媛県新居浜市西原町2-2-2012 ベルトピア新居浜
対応職種 介護/ビルクリーニング/素形材産業/産業機械製造業/電気・電子情報関連/建設/造船・舶用工業/自動車整備/航空/宿泊/農業/漁業/飲食料品製造業/外食業 計14分野
対応国籍 日本政府が協定を結んだフィリピン、カンボジア、ネパール、ミャンマー、モンゴル、スリランカ、インドネシア、ベトナム、バングラデシュなど
提供サービス内容
  • 支援計画の作成から実施、報告まで一括代行
  • 入国手続きと面接サポート
  • 日本語支援、生活・労務相談
  • 24時間母国語による支援体制(中国語・ベトナム語・英語・韓国語)
  • ビザ更新手続きおよび出国対応
URL https://ap.jp-pbh.jp/

登録支援機関を選ぶ際の5つのチェックポイント【介護業界版】

1. 介護に特化した支援実績があるか

介護現場は他業種と異なり、身体介助・メンタルケア・利用者との日本語コミュニケーション力が求められます。介護専門の支援実績が豊富な機関を選ぶことで、現場の混乱や離職リスクを防げます。

2. 日本語・介護スキルの教育支援体制

JLPT対策、介護技能評価試験の合格率、日本語教師の有無など、教育体制の質も重要なポイントです。

3. 緊急対応・フォロー体制があるか

夜間や休日のトラブルに対応できる機関かどうかを確認しましょう。LINE通訳や緊急駆けつけ体制があると安心です。

4. 定着率の公開や支援内容の透明性

「定着率◯%」などの実績公開がある機関は信頼度が高い傾向があります。支援項目が明記されているかもチェック。

5. 明瞭な料金体系と契約内容

サポート費用・更新費用・成果報酬型など、料金体系に不明点がないか確認しましょう。トラブルの多くは契約内容の曖昧さから発生します。

介護現場での導入成功事例|登録支援機関が変えた3つのこと

事例1:夜勤スタッフの定着率が3倍に

「毎月1名が辞めていた」地方の介護施設が、支援機関導入後は6ヶ月間離職ゼロに。きめ細かなフォロー体制が功を奏した。

事例2:ご家族からの評価向上

外国人スタッフに対して「安心感がある」とご家族から高評価。日本語力とホスピタリティ教育の成果が顕著に表れた。

よくある質問(FAQ)

Q. 支援機関を使わずに直接雇用はできますか?

A. 原則、支援体制を自社で整える「支援計画の届出」が必要ですが、現実的には登録支援機関を利用するのが一般的です。

Q. 外国人材はすぐ辞めてしまうのでは?

A. 定着率は機関によって大きく異なります。フォロー体制が充実した機関では離職率10%未満の実績もあります。

まとめ|介護業界での人材不足を乗り越える鍵は「支援の質」

介護業界の深刻な人材不足を解決する手段として、特定技能外国人の採用は大きな可能性を秘めています。ただし、その成否は支援機関の質に大きく左右されます。選定にあたっては、支援実績・対応体制・教育の有無など多角的に比較検討することが重要です。

特に「介護に強い登録支援機関」をパートナーにすることで、単なる人手確保にとどまらず、現場の満足度向上・サービス品質の維持にもつながります。