特定技能制度!介護でおすすめの登録支援機関

【特定技能】介護に強い登録支援機関おすすめランキング【選び方・料金費用相場】

更新

介護分野で特定技能外国人の採用を検討している事業者にとって、「どの登録支援機関を選ぶか」は最重要課題です。現在、登録支援機関は全国に1万社以上存在しますが、「介護に強い」「サポートが手厚い」「外国人材の定着率が高い」といった視点で選ばなければ、かえってミスマッチやトラブルの原因にもなりかねません。

本記事では、介護業界に特化した信頼できる登録支援機関を紹介します。支援内容、対応国籍、料金体系、実績などを徹底比較しています。また、選び方のコツや、登録支援機関と企業側の成功事例も掲載。外国人介護人材の活用を成功させたい企業様は必見の内容です。

合同会社エドミール代表社員・武藤拓矢

合同会社エドミール 代表社員

武藤 拓矢

2018年に外国人採用領域の大手企業に入社し、技能実習・特定技能・技人国の全領域に携わる。のべ600名以上の採用支援実績をもとに、登録支援機関「合同会社エドミール」を設立。2025年には4つの商工会議所で「外国人活用セミナー」の講師を務める。

武藤 拓矢のプロフィール

介護業界に強い登録支援機関おすすめランキング

合同会社エドミール(AIDE MILLE)

合同会社エドミール

登録支援
機関番号
有料職業
紹介番号
登19‑002462 13-ユ-318396

合同会社エドミールは、東京・静岡を拠点に全国の介護・製造・建設・外食など16分野で特定技能外国人の採用から定着までを一貫して支援している登録支援機関です。設立以来600名を超える支援実績を誇り、現地インフルエンサーとのネットワークを活かして、大学卒業レベルかつ日本語能力N3以上の優秀な外国人材を確保しています。

「外国人を単なる労働力ではなく、家族のように迎え入れる社会をつくる」という理念のもと、採用戦略の立案からビザ申請、生活・メンタル支援、介護福祉士資格取得支援までを手厚くサポート。初めて特定技能制度を導入する企業でも安心して任せられる信頼性の高い支援体制が評価されています。

公式サイト https://aidemille.com/
所在地 〒165-0035
東京都中野区白鷺1-10-14
対応国籍 インドネシア、ネパール、ミャンマー、ベトナム、バングラデシュ

介護施設協同組合

登録支援
機関番号
有料職業
紹介番号
19登-002105 未記載

介護施設協同組合(のぞみグループ)は、長野県小諸市を拠点に、外国人介護士の教育・受け入れを全国規模で支援する登録支援機関です。2012年より東南アジアで日本語と日本式介護教育を取り入れた介護学校を設立するなど、早期から海外人材育成に注力。タイ・ベトナム・インドネシアなど各国の教育機関と連携し、「Nozomi Method」と呼ばれる独自の介護教育メソッドを確立しています。

登録支援機関としては、特定技能外国人の受け入れ支援を中心に、生活オリエンテーション、行政手続き同行、日本語教育、介護福祉士国家試験対策までをトータルにサポート。長年にわたり培った教育ノウハウと現場経験をもとに、外国人介護士が安心して働ける環境を整備しています。JICAやJETROの事業にも採択されるなど、介護人材育成の国際的モデルとして高く評価されている団体です。

公式サイト https://www.kaigai-kaigoshi.jp//a>
所在地 〒384-0093
長野県小諸市和田841番地7
対応国籍 インドネシア、ベトナム

介護ジンザイテラス

登録支援
機関番号
有料職業
紹介番号
25登-011916 13-ユ-318396

介護ジンザイテラスは、介護業界に特化した登録支援機関25登-011916として、外国人介護人材の採用から定着までをワンストップで支援しています。これまでに600名を超える外国人採用支援実績を持ち、特定技能1号から介護福祉士取得(特定技能2号)までを見据えた長期的なサポート体制を構築しています。現地視察を重ね、インドネシア政府公認教育機関の上位0.3%のみと提携し、日本語力・介護スキルともに優れた人材を厳選しています。

同社は、採用戦略の立案からビザ申請、生活支援、日本語・介護教育支援、資格取得までを一貫してサポート。就業前後の徹底したフォローと現場密着型の支援により、外国人材の早期離職を防ぎ、長期定着を実現しています。初めて特定技能制度を導入する介護事業者にとっても、安心して相談できる信頼性の高いパートナーとして注目されています。

公式サイト https://kaigo-terrace.com/
所在地 〒120-0035
東京都足立区千住中居町17−20 マルアイビル 6F 1号室
対応国籍 インドネシア、ミャンマー、ベトナム、ネパール

えひめ介護人材協同組合同組合

登録支援
機関番号
有料職業
紹介番号
24登-011065 未記載

えひめ介護人材サポート協同組合(愛媛県新居浜市)は、介護・福祉分野の事業者を中心に構成された協同組合で、外国人技能実習生の受け入れ・監理および特定技能外国人の支援を行う認定機関です。技能実習制度で培った長年のノウハウを活かし、特定技能1号外国人の受け入れにおいても、行政手続きから生活支援・日本語教育まで一貫した体制を整えています。

特定技能支援では、外国人介護士が日本で安定して就労・生活できるよう、事前ガイダンス・住居支援・生活オリエンテーション・日本語学習支援・定期面談など、法定支援項目を網羅的に実施。また、介護福祉士資格の取得支援など、長期定着を見据えた育成プログラムにも力を入れています。

技能実習から特定技能へのステップアップまでを一貫してサポートできる点が同組合の大きな特徴であり、地域の介護事業者にとって信頼できるパートナーとして、外国人介護人材の育成と定着に貢献しています。

公式サイト https://ekzs.org/
所在地 〒792-0021
愛媛県新居浜市泉宮町3番13号
対象国籍 ミャンマー

株式会社アメイジュ

登録支援
機関番号
有料職業
紹介番号
20登-005400 未記載

株式会社アメイジュは、介護教育と外国人材支援の両面から介護業界を支える企業です。2020年6月に出入国在留管理庁より正式に登録支援機関として認定され、特定技能1号外国人に対する生活・職業・社会支援を行っています。介護施設などの所属機関から委託を受け、入国前ガイダンスや生活オリエンテーション、住居確保、行政手続き支援など、日常生活全般をサポートする体制を整えています。

また、グループ内で運営する「湘南国際アカデミー」では、年間2,000人以上・累計17,000人を超える介護人材を育成。厚生労働省や各自治体の認定を受け、初任者研修・実務者研修・認知症介護研修など多彩な講座を実施しています。教育と支援を一体化した独自の取り組みにより、介護現場で活躍できる即戦力人材を輩出し、企業と外国人双方の成長を支援している点が大きな特徴です。

公式サイト https://amazyu.co.jp/
所在地 〒251-0052
神奈川県藤沢市藤沢38番地3
対応国籍 ベトナム

株式会社ケアマインド

登録支援
機関番号
有料職業
紹介番号
20登-005400 28-ユ-300919

株式会社ケアマインド(こころ・そらグループ)は、兵庫県川西市を拠点に全国で介護事業・外国人介護人材事業・教育事業を展開する総合ケア企業です。法務大臣認定の登録支援機関として、特定技能制度に基づく外国人介護人材の受け入れと定着支援を行っています。ミャンマー出身人材の受け入れに強みを持ち、文化や言語の違いを踏まえたきめ細やかな生活支援・教育サポートを提供しています。

同社では、有料職業紹介や法定研修を行う教育機関を併設し、採用から入国、配属後の定着支援までを一貫して実施。専任スタッフが試験対策やビザ申請、生活オリエンテーションなどを丁寧に支援することで、介護現場で即戦力となる外国人材の確保を実現しています。人材不足に悩む介護事業者にとって、教育・採用・支援をワンストップで担う信頼性の高いパートナーです。

公式サイト https://www.caremind.co.jp/
所在地 〒666-0145
兵庫県川西市けやき坂2丁目62番地22
対応国籍 ミャンマー、ベトナム

ヒューマンライフケア株式会社

登録支援
機関番号
有料職業
紹介番号
20登-004950 13-ユ-307815

ヒューマンライフケア株式会社は、全国で170以上の介護事業所を運営する大手介護事業者であり、介護専門の特定技能登録支援機関としても高い実績を誇ります。自社で多数の外国人介護スタッフを受け入れてきた経験を活かし、介護現場に即した教育とサポート体制を構築。配属後のミスマッチ防止や高い定着率に強みがあります。

同社はヒューマングループの一員として、国内外の日本語学校・送り出し機関と100以上提携し、優秀な介護人材の確保を実現。入国前教育から配属後の日本語・国家試験対策講座まで一貫して支援を行っています。外国人材の受け入れに不安を抱える介護事業者にとって、経験・教育・体制の三拍子が揃った信頼性の高いパートナーです。

公式サイト https://human-lifecare.jp/
所在地 〒160-0023
東京都新宿区西新宿7ー5ー25
対応国籍 ベトナム、インドネシア、ミャンマー、タイ

社会福祉法人福寿園

登録支援
機関番号
有料職業
紹介番号
20登-004533 未記載

社会福祉法人福寿園は、愛知県内で19施設を運営する総合福祉グループです。EPA開始の2009年から外国人介護士の受け入れに先駆的に取り組み、現在は120名超の外国人材が第一線で活躍。登録支援機関として、介護分野に特化した実地ノウハウを活かし、配属後のミスマッチ防止と定着に強みを持ちます。

同法人は、英語・フィリピン語・ベトナム語・インドネシア語の多言語対応に加え、法人内日本語学校による学習支援や介護福祉士国家試験対策までワンストップで提供。事前ガイダンスから住居・行政手続き・生活オリエンテーション、定期面談までを網羅し、受入れ機関にとって“現場目線”の伴走支援が得られる信頼性の高いパートナーです。

公式サイト https://www.fukujuen.or.jp/
所在地 〒441-3413
愛知県田原市六連町神ノ釜9番地3
対応国籍 ベトナム、フィリピン

社会福祉法人 博愛福祉会

登録支援
機関番号
有料職業
紹介番号
20登-005064 未記載

社会福祉法人 博愛福祉会(日の出医療福祉グループ)は、介護分野に特化した登録支援機関として、特定技能外国人の採用から定着までをトータルでサポートしています。2019年の改正入管法施行以降、外国人介護人材の受け入れを積極的に推進し、法令に基づいた適切な支援体制を整備。事前ガイダンスや生活オリエンテーション、住居確保、公的手続きの同行、日本語学習支援など、生活と就労の両面から手厚いサポートを提供しています。

また、グループ企業であるジョイスリー株式会社(人材紹介業)と連携し、特定技能人材と介護事業者とのマッチングにも対応。登録支援機関としての専門知識に加え、介護事業を長年運営してきた現場経験を活かし、外国人介護士が安心して働ける環境づくりを支援しています。企業と外国人の双方にとって信頼できるパートナーとして、持続可能な介護人材の確保に貢献しています。

公式サイト https://hinode.or.jp/
所在地 〒675-0101
兵庫県加古川市平岡町新在家2333ー2
対応国籍 インドネシア、ネパール、ミャンマー、中国語、ベトナム

NPO法人グローバルサポートゆめ

登録支援
機関番号
有料職業
紹介番号
登19‑002462 未記載

NPO法人グローバルサポートゆめは、行政書士・社労士の専門知識を結集し、特定技能外国人の受け入れを支援する登録支援機関です。外国人と企業が安心して就労・雇用できる環境づくりを支え、2019年の設立以来、多くの実績を積み上げています。

ミャンマーや中国などの現地機関と連携し、面接から入国後の生活支援までをワンストップで対応。大阪・関西を中心に全国対応も可能で、外国人材の安定雇用を力強くサポートしています。

公式サイト https://ngs-yume.org/
所在地 〒590‑0521
大阪府泉南市樽井2丁目22‑10 町谷ビル2F
対応国籍 ミャンマー、中国

登録支援機関とは?

登録支援機関とは、特定技能外国人の生活・就労支援を担う法定機関です。介護分野では以下のような支援が求められます。

  • 日本語教育の提供
  • 生活インフラ(銀行口座・携帯契約等)の整備支援
  • 医療・健康面の相談体制
  • 定期的な職場訪問と相談
  • 転職や離職リスクの低減

特に介護業界では、心身両面のケアが求められるため、「人材の定着支援」が支援機関の質を大きく左右します。

登録支援機関を選ぶ際の5つのチェックポイント

1. 介護に特化した支援実績があるか

介護現場は他業種と異なり、身体介助・メンタルケア・利用者との日本語コミュニケーション力が求められます。介護専門の支援実績が豊富な機関を選ぶことで、現場の混乱や離職リスクを防げます。

2. 日本語・介護スキルの教育支援体制

JLPT対策、介護技能評価試験の合格率、日本語教師の有無など、教育体制の質も重要なポイントです。

3. 緊急対応・フォロー体制があるか

夜間や休日のトラブルに対応できる機関かどうかを確認しましょう。LINE通訳や緊急駆けつけ体制があると安心です。

4. 定着率の公開や支援内容の透明性

「定着率◯%」などの実績公開がある機関は信頼度が高い傾向があります。支援項目が明記されているかもチェック。

5. 明瞭な料金体系と契約内容

サポート費用・更新費用・成果報酬型など、料金体系に不明点がないか確認しましょう。トラブルの多くは契約内容の曖昧さから発生します。

登録支援機関の費用相場

出入国在留管理庁の調査(令和5年)によると、特定技能外国人1人あたりの月額支援委託費は平均28,386円。一般的な相場は月2〜3万円前後で、生活支援や在留資格更新、日本語・母国語での相談対応を含みます。自動車整備分野のように夜間対応が必要な場合は、月3.5〜4万円程度になることもあります。

初期費用の目安

人材紹介や在留資格申請、契約手続きなどを含み、整備士採用では現地面接などにより高額になる傾向があります。

項目 目安費用
人材紹介料 10〜30万円/人
初期導入費用 約10万円
在留資格申請サポート 10〜20万円

運用費用の目安

雇用後の支援や定期面談、生活フォローなどの委託費です。現場業務が多い職場では支援頻度が高くなります。

項目 目安費用
支援委託費 月2〜3万円/人
在留資格更新支援 年間約5万円

登録支援機関に支払う費用について詳しく知りたい方は「【2025年最新版】特定技能の費用相場は?登録支援機関に支払う初期費用と支援委託費まとめ」をご覧ください。

介護事業者からの登録支援機関選びでよくある質問(FAQ)

Q. 支援機関を使わずに直接雇用はできますか?

A. はい、可能です。ただし自社で支援を行う場合は、法定10項目の支援体制を整え、出入国在留管理庁への「支援計画の届出」が必要です。多くの介護事業者では専門的な対応が求められるため、登録支援機関に委託するケースが一般的です。

Q. 外国人材はすぐ辞めてしまうのでは?

A. 離職率は支援内容によって大きく異なります。生活支援やメンタルケア、日本語学習などフォロー体制が整った機関では、離職率10%未満という実績もあります。

Q. 登録支援機関の変更はできますか?

A. はい、可能です。支援内容や対応に不満がある場合、契約期間終了後に他の登録支援機関へ切り替えることができます。変更時は、新旧双方の機関と出入国在留管理庁への届出が必要です。

Q. 支援機関を選ぶ際に重視すべきポイントは?

A. 「対応実績」「日本語教育や生活支援の充実度」「トラブル時の対応力」「現地とのネットワーク」などを確認することが重要です。介護分野に特化した機関を選ぶと、現場理解が深くスムーズな受け入れが可能です。

Q. 特定技能と技能実習の違いは何ですか?

A. 技能実習は「技能の移転」を目的とした研修制度で、在留期間は最長5年。一方、特定技能は「労働力としての就労」が目的で、試験合格により在留資格を取得し、介護福祉士へのキャリアアップも可能です。

Q. どのくらいの期間で受け入れが可能ですか?

A. 海外からの採用では、候補者選定から入国まで2〜4か月程度が一般的です。国内在留者(技能実習修了者など)の場合は、書類手続きのみで1〜2か月程度で受け入れが完了します。

Q. 生活支援はどこまで対応してもらえますか?

A. 銀行口座開設や住居契約、携帯電話・ライフラインの契約補助、地域交流の促進、日本語教育の案内など、在留中の生活全般を支援します。24時間対応型の機関もあります。

Q. 支援費用はどのように支払うのですか?

A. 一般的には月額制(2〜3万円前後)が主流です。契約内容によって初期費用や更新費用が加算される場合もあるため、見積書で詳細を確認しましょう。

まとめ|介護業界での人材不足を乗り越える鍵は「支援の質」

介護業界の深刻な人材不足を解決する手段として、特定技能外国人の採用は大きな可能性を秘めています。ただし、その成否は支援機関の質に大きく左右されます。選定にあたっては、支援実績・対応体制・教育の有無など多角的に比較検討することが重要です。

特に「介護に強い登録支援機関」をパートナーにすることで、単なる人手確保にとどまらず、現場の満足度向上・サービス品質の維持にもつながります。